咳が止まらない…それって咳喘息かも?私の体験談とラクになった方法

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咳が長引いてつらい…そんな状態で悩んでいませんか?


私も数年前、風邪のような咳が何週間も続き、「なんで治らないの?」と不安になった一人です。
夜は特に咳き込みがひどく、眠れない日が続きました。病院でも「風邪でしょう」と言われて解決せず…。
そんな中で出会ったのが、「咳喘息(せきぜんそく)」という診断名でした。

この記事では、私の体験談と、実際にやってよかった咳喘息のケア方法をまとめました。
同じように悩む方にとって、少しでもヒントや安心材料になれば嬉しいです。


きっかけは、風邪のはずだった長引く咳

風邪をひくといつも咳が長引く体質ではありましたが、それ以外でも咳が出るようになったのは、沖縄に移住して4年目ごろからでした。

沖縄の高温多湿な気候や、湿気が特に多い地域での生活環境が影響したのか、除湿+クーラーの除湿をしていても壁にカビが発生。
その頃から春・秋にも咳やくしゃみ、鼻水といったアレルギー症状が出始めました。

🌧️ 湿気との闘いと、家族の支え

そんな環境の中で咳がどんどん悪化していく私を見て、家族も心配してくれるようになり、
「もっと湿度の低い家に引っ越したほうがいいかもね」と提案してくれました。

そして、ちょうど移住から4年経った頃、壁にカビが生えはじめた物件から、比較的湿度の低い新築物件へ引っ越すことに。

引っ越してみて驚いたのは、湿度の違いによる体のラクさでした。
以前の家がいかに湿気に囲まれていたか、改めて実感。「あの家、海の中だったのかな?」と思うくらい(笑)、今の家では呼吸も楽で快適に過ごせる日が以前よりも増えました。

とは言っても完治には至らず、不調時には喉の違和感と空咳が続き…。
特に夜になると咳き込みが激しく、横になると眠れないほどに。
内科では「風邪ですね」と咳止めと抗生剤を処方されましたが、まったく改善せず…。

「もしかして、何か悪い病気なんじゃ…?」

不安が強くなっていく中、家族にすすめられて「呼吸器内科」を受診しました。


ようやくついた“咳喘息”という診断名

呼吸器内科では、レントゲンや詳しい問診を受け、ようやく「咳喘息の可能性が高い」と診断されました。

咳喘息とは?
気道が過敏になっており、ちょっとした刺激で咳が出てしまう状態。
放っておくと本格的な喘息に進行するリスクもあるそうです。

処方された治療薬

  • 吸入ステロイド薬
  • 抗アレルギー薬

「気道の炎症を抑えることが大切」と言われ、朝の吸入を開始しました。

正直、「薬だけで治るの?」という不安もありましたが、診断名がついたことで気持ちが少しラクに。
原因がわかったことで、「ちゃんと対処すれば良くなるんだ」と希望が持てました。


寛解と再発、そして気づいた“ストレスとの関係”

薬を服用して約1ヶ月後、症状は落ち着きました。
「良くなったから」と自己判断でやめると再発のリスクがあるので、医師の指示に従って治療を継続。

以降は年に1〜2回症状が出るものの、2023年5月〜2025年4月は約2年間、咳の症状なく過ごせました。

久しぶりの発症で気づいたこと

再発した際、振り返ってみると「ストレスが溜まっていた」ことに気づきました。

風邪、喘息、肌荒れ、蕁麻疹、血尿、めまい…
思い返すと体調を崩すときには、いつも心の負担が背景にありました。

ストレスと身体の不調は密接に関係していると実感しています。


コロナ禍での咳喘息、さらに苦しかった理由

この体験は、ちょうどコロナ禍真っ只中でした。

  • 発熱がなければ「様子見で」と診断される
  • 「咳がある方は事前連絡を」と医療機関から断られることも
  • 人前で咳をすると白い目で見られる

「コロナかも?」と思われるのが怖くて、咳を我慢することで逆に苦しくなることも…。

ただの咳喘息なのに、それを説明する余裕もない。
咳をすること自体に罪悪感を感じるようになっていました。


私が続けているケアと、実は“合わなかった”こと

咳喘息の治療と並行して、自分でできるケアも取り入れています。
ここでは私にとって「よかったこと」「合わなかったこと」を正直にご紹介します。

🌿 効果を感じたケア

1. 室温・湿度の管理

寒暖差アレルギーもあり、気温差で咳やくしゃみが出やすい体質。
できるだけ快適に過ごせる温湿度に調整するようにしています。

2. 寝る姿勢と寝具の工夫

横になると咳が出るため、クッションを使って上体を少し起こして寝ています。
また、寝具はこまめに洗って清潔を保つようにしています。

3. ミントのど飴やガム

咳が出そうなときに、ミント系のガムやのど飴で咳を一時的に抑える工夫をしています。
ただし、刺激が強すぎるミントは逆効果になることもあるので要注意。

4. 気持ちを整える習慣

「今日はこれでOK」と自分に優しく接すること。
好きなことをしたり、アロマや温かい飲み物でリラックスする時間を意識的に持っています。

🚫 合わなかったこと

市販の咳止めやのど飴でも、私には合わなかったものがあります。

特に「龍角散」配合の粉薬やのど飴は、逆に咳が悪化してしまいました。
「効きそう」と思って試してみましたが、スーッとする成分が気道を刺激したのかもしれません。

他人に合うものが自分にも合うとは限らない。そう実感しました。


焦らず、自分に合う方法を見つけていこう

咳が続くと、身体も心も本当に疲れますよね。
「また今日も眠れなかった」「周囲に気を遣ってばかり」
そんなふうに感じていた頃の私に、今ならこう言いたいです。

「焦らなくて大丈夫。ちゃんと対処すれば、少しずつラクになっていくよ」

咳喘息は見た目ではわかりにくく、周囲から理解されにくいこともあります。
でも、あなたは一人じゃありません。

この記事が、あなたにとって小さな安心や気づきになりますように。
そして、今日が少しでも穏やかで、優しい時間になりますように。

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